柔道もう無理かなあ
53歳になり、仕事も大半がデスクワークなので体力の衰えを感じる。
特に柔道は、体の捻りを伴う瞬発力を必要とする。私は元々からだが硬い上に運動不足でさらに体が硬直化しているので、急激に体を捻ったりするとそのまま首や肩の筋を痛めそうである。
黒帯への闘志もかなり落ちてきたし、もう無理かなとここ数週間考えていた。
まあ、止めるにしても、一度道場に挨拶に行かなければならないし、3ヶ月ぶりに行くことにした。
12月1日(月)。20時過ぎに行くが、小学生達が丁度終わろうとしているようだったので外で少し待機。
小学生達が出てきたので入っていくと畳を上げている。もう練習終わり?
中学生が期末考査で大半が休んでいるため、先に畳を半分上げてから練習するとの事。
12月から来年3月までの月謝4か月分四千円を払って練習。
乱取りは太目の中学生と3分1本のみ。
内股を掛けられてやばいと思ったのが一回あっただけで、こちらから小外刈を掛けたらあっさり決まる。
次に支釣込足を掛けるが、踏み込みが足りないのとタイミングが悪いのとで全く効かない。そこで組んだ状態でがんがん相手を押して押して押し捲って、相手が押し返そうとした所で再び支釣込足を掛けるとすんなり決まる。息上がる。
その後、体格が同じような人間とペアーになって、いつも自分が掛ける投げ方と異なる方法で投げる練習。
と言っても私はもう投げ技の基本も忘れそうな状態なので、ひたすら投げ込むのみ。
お互いに3回交代で私は、払腰、支釣込足、釣込腰をひたすら繰り返す。
投げ込みも息が上がるわけではないが、結構疲れる。
練習が終わってみると『やっぱ気持ちいい〜』。
ところが、翌日から膝裏が痛くて、通勤途中で階段を降りるときに足に力が入らない。電車を降りるときもガクッと落ちそう。
水曜になると全身の筋肉が硬直して肩も上手く回らない。こんなにひどいの初めて。
木曜になると。最悪、嘔吐下痢症になって、ダウン。午前中はお客さんの無理を聞いて、客先に測定に行ったものの、凄く気分が悪い。会社に帰る途中から下痢が始まり、会社に帰ったら顔が青白いと言われる。吐き気もひどくなり、遂に早退。
金曜は用事もあったがダウン。下痢は回数は少ないが完全に水状。終日、布団の中で過ごす。夕方、給料日であったことを思い出して給料の引き出しに銀行に行くがふらふらする。
本日は土曜日でこれを書いている今も左足の脹脛に痛みが残る。
これで柔道の動きが如何に日常使わない筋肉を使うかが良く分かる。もう少し柔道を続ける気力も湧いてきた。
来年は黒帯じゃ〜、と言いたいのだが。